登別マリンパークニクスに行ってきました!

実はこの日(7/8)は予定通りなら、噴火湾の洋上で野生のカマイルカをウォッチングしているはずでした。なので本当は、

 

噴火湾カマイルカウォッチングに行ってきました!

 

……とデカデカと報告したかったところですが、当日は噴火湾の方では霧が出ていたようで生憎出航は中止に
集合場所だった札幌では朝から晴れていて、だからこそ「行けるのでは?」と会員達を期待をさせておいてその希望を叩いて砕く、天候とは恐ろしいものです

 

ところで、備えあれば憂いなしという言葉がありますがまさにその通りで、実は「もし船が出なかったら」というパターンの計画も立てていました
その計画というのが、登別マリンパークニクスに行く、というものでした!

 

さて、登別マリンパークニクスの入場券を購入した矢先に、とある事件が起きました


犯人はこのガチャガチャ
どうやら館内で飼育しているペンギンの羽毛、アナコンダの抜け殻、サメの歯といったゴミを有効活用した栞やお守りのようです
1回100円で、どう見てもお金を入れちゃいけないタイプのソレに面白がって何度も挑戦する会員達。予定外にカマイルカが見られなかった為にストレスが溜まっていたのでしょうか……
かくいう私も1回チャレンジしました。ペンギンの羽毛が出たので、最近抜け毛が気になっているらしい父へのプレゼントにしましょう

 

 


予想外の散財を終えた私達を迎えたのは巨大な城でした。これが水族館です
というのも、登別マリンパークニクスは「北欧と北海道との国際的な文化交流の一端にしたい」という謎の建設趣旨によって作られたもので、この施設もデンマークにある「イーエスコー城」がモデルなのです
館内BGMもどこか北欧チックで、アンデルセンの銅像が飾ってあったりとなかなか個性的です

 

じゃあ館内もイロモノなのかと言えばそんな事は決してありません「北海道最大の水族館を開設する構想を実現する」という目的で作られた施設を舐めちゃいけませんよ

 

 


入ってすぐに来館者を出迎えてくれる高さ8mのクリスタルタワー水槽
写真には収まっていませんが、下の方ではメガネモチノウオ(ナポレオンフィッシュ)が堂々と鎮座していました
高すぎる水槽の上層部に関しては、水族館の経路通りに進む事で建物の2階に行けるのでそこからじっくり見られます

 

この水槽に向かって左に曲がると……あれ?


なにこれ
つい先程イロモノじゃないと否定しましたがそれは嘘です
この施設、相当くせものでした
写真はバイキングが使用していた船の模型です。ここでデンマーク要素を突っ込んで来るんですね

両サイドにある額物には写真の説明にもある通り、かなり由緒のあるものが飾られています。まさかのフランス要素でいよいよ混沌としてきました

道中にも皿や絵などが飾られていたりと、なかなか妙な所でした。個人的にこういうのは嫌いじゃないです

 

 

散々失礼な言葉を並べ立ててきた事に対するフォローではないですけど、きちんとした水族館である事は嘘じゃないですよ!

 


ミズクラゲです
ライトアップされたクラゲというのはどこの水族館でも設置されているものですが、やはり綺麗なものは綺麗ですね。癒しです

 




珊瑚礁の魚もまた定番ですが美しいですよね、まさに海の宝石箱です。……味覚的にではなく視覚的に、ですけど

 


サケビクニンです
深海魚のコーナーもなかなか充実してて、

一時期謎のブームを巻き起こしたことのあるダイオウグソクムシもいましたよ!

 


流氷の天使さん
私は本州出身で、水族館におけるクリオネとは冬場に期間限定で展示される生き物だと思っていました
初めておたる水族館に行った時もそうですが、北海道の水族館ではクリオネが常時展示されている事がかなり衝撃的ですね

 


フウセンウオはただただ可愛いです、ずっと見ていたい…

 




今年も〈金魚万華鏡〉を開催していました

金魚は最も身近な観賞魚ですが、ちゃんとしたところで見ると本当に美しい魚だと再認識できます

 




タッチプールがすごく充実してて、なんと三つもありました!
前者二つは割とよく見ますが、カブトガニのタッチプールはなかなか珍しいと思います。硬かったです
ところで1枚目のモザイク処理、なんだか犯罪者じみてますけどこれでも大丈夫ですよね?怒られたら編集しなおします

 


シロワニさん
残忍そうな顔の癖にアホで臆病なのがギャップ萌えですね

サメのいる水槽の横にある写真スポット
ここまで一言も言及しませんでしたが、登別マリンパークニクスにはところどころに写真スポットが用意されていましたね
インスタグラマーの方はぜひ来てみてはどうでしょうか?本当に映えるか否かに関しての責任は持ちませんけど

 

さて、実はこのサメのいる水槽がマリンパークニクスの城の最深部となっていて、土産屋でお土産を買った一行は、ここで一旦昼食休憩を取ることにしました

水族館に行った、というレポートとしては蛇足となりますが、お昼ごはんは館内にあるレストラン・リーベで済ませました
水族館内にあるレストランというのはどこも高くて味はそこまで美味しくないイメージでしたが、ここは違いました

私は食べてないのですが、「北海道産豚モモカツニクス風」です
写真では分かりにくいのですが、横幅が20cm以上もある、かなり大きいカツでした。食べた会員によれば、味も美味しかったそうです

私は「タラとチーズの焼きカレー」をいただきました。このメニューは「いぶりうまいもん30選」という、室蘭民報社が定めた、優れた室蘭のご当地グルメ群の内の一つでもあります
あまりに空腹だったので写真を撮る事を忘れてすぐに食べてしまいましたが、スプーンで掬う度に伸びるまろやかなチーズとカレーの辛味のコンビネーションが絶妙に噛み合っていて、非常に美味しかったです。タラもごろごろと入っていて、一つ一つの身が口に入れるだけでほろほろと崩れていく食感がたまりませんでした。ご飯の上にガーリックが乗っていたのも嬉しいですね

 

閑話休題。私達は食事を終えたのち、近くにあったアザラシコーナーと「銀河水槽」を見に行きました


アザラシコーナーのすぐ横にある銀河水槽
一万匹のイワシが泳いでいて、ここでの餌やりパフォーマンスが登別マリンパークニクスの売り……なのですが、残念!今回はタイミングが合わず、見る事が叶いませんでした
とはいえ、ただ見ているだけでも美しい水槽です。できる事なら、このまさに星空のように煌めくイワシ達を眺めながら余生を振り返った後に静かに往生したいですね

 

さて、では海棲哺乳類の方も見ていきましょう!
まずアザラシの方から……


……うわぁ
なんだこの「見たけりゃ見ろよ」と言わんばかりの態度は……見てください皆さん、これが野生を忘れたアザラシです

陸に上がって長時間経っているのか、毛がふさふさしてます

とはいえグダッとしていてもアザラシは可愛いです、たまに伸びをしたり腹を器用にぼりぼり掻いたりするおっさんムーヴすらも可愛らしいものだと感じてしまうので人間の負けですね。ずるい。来世は水族館生まれのアザラシで決定です

 


次はペンギンです、海棲哺乳類じゃないですけどこれまた可愛い!写真に写っている場所の隣の建物では、抱卵している個体もいました

ところでこのGIFを見てください、私のこの日一番のベストショット(?)です

この上陸の仕方、本当に可愛いですよね。お腹がぽよんってしてます

ここに載せるにあたって、画質を下げなければならなかったことが悔しい……

 

と、ペンギンに浮気しつつイルカのコーナーに
こちらもショーの時間に間に合わなかったので、まあ泳いでいるのを見るだけだな……と思っていたら

えっ、何かやってる!?
どうやらハンドウイルカ達がショーの練習をしていたみたいです。ある意味レア、ある意味ナイスタイミングでした!
いい意味で予想を裏切られて感謝感激雨あられ、やっぱりなんだかんだで鯨類が一番ですよ

練習の終了後に撮りました
写真ド下手くそでごめんなさい、でもイルカって本当に写真に収めにくいんです!速い!

ずっと頭を下にして泳いでいた謎の個体
遊んでいるのでしょうか……?

こうして見るとイルカって大きいなって改めて思います。わかり易く言えばハ〇ーポッターのハグ〇ッドより50cm小さいくらいですね。わからんわ

ここではカマイルカも飼育されていますが、残念ながらプールの柵の向こう側にいた為に見る事は叶いませんでした。カマイルカを見られないという呪いにでもかかっているのでしょうか

 

 


最後に向かったのは陸族館です。ここは水族館じゃないのか、という野暮なツッコミはナンセンス
思えばこれで脊椎動物の5類である魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類が揃い踏みですね。ここは水族館じゃないのか

ここから下、両生類や爬虫類の画像も貼りますので、苦手な方は薄目とかで対処してくださいね!

 


ベルツノガエル
ずんぐりむっくり、って感じのまるまるボディが可愛いです

 


詳しい種類は忘れてしまったけどサンショウウオの仲間
両生類って総じてなんとも言えない表情してますよね

 


パンケーキリクガメ
名前に反してあまり美味しそうではないです

 


ゾウガメを触れられるコーナー……にも関わらず、来館者が手を伸ばせるスペースから数メートル離れた地点の電灯で暖を取っているゾウガメたち
当日は少し肌寒かったので仕方ありません

 


個人的に勝手に推してるオオアオジタトカゲ
顔がいい

 


頭が隠れてしまっているアナコンダさん
マリンパークニクスの目玉であり、入口のガチャガチャで彼(彼女?)の抜け殻が手に入ります

さて、ここには両生類や爬虫類だけでなく節足動物まで飼育されています

 

おもむろに光り輝いている骸骨の眼窩を覗くと……

中にはサソリが展示されていました
UVライトに照らされて光ってますね

 

他にもサソリだけでなくタランチュラやヨロイモグラゴキブリもいましたが、流石に写真は自主規制しますね
陸族館、施設のほんの一部なのになかなか楽しめます。おすすめです

 

以上が、私達の登別マリンパークニクスでの活動記録(?)となってます
今回は本来の目的を果たす事ができなくて残念ではありましたが、それでもこの日一日を十分楽しむ事ができました
ですが、これで満足するわけにはいきません!次こそは…次こそは野生のカマイルカを……っ!

 

 

 

posted by M.K.

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