今月1日、札幌支部の新たな活動の試みとして、海岸でのゴミ拾い活動を開始しました。
我々が最初の活動場所として選んだのは小樽市の銭函。海と山に挟まれたこの町では、かつてニシンが大量に捕れたといいます。
銭函駅は札幌駅からのアクセスが良く、電車だと20-25分ほどで行くことができます。銭函駅から少し歩くと銭函海水浴場があり、夏の時期は海水浴客も訪れる場所です。
ちなみに、北海道の海開きは7月初旬から中旬ですので、この銭函海水浴場はまだオープンしていません。なんというか、さすが北海道。。。
活動当日、天候はあいにくの雨でしたが、小降りだったので決行。
海開き前なので海水浴客はまだいませんでしたが、水上バイクやパドルボードなどのマリンスポーツを楽しんでいる方々が見受けられました。
海岸には、クラゲと酷似していて海洋動物が誤飲しやすいビニールゴミや、分解にかなりの年月を費やすプラスチックごみなど、どれも海に流れれば悪影響を及ぼすものばかり。また、絡まったために切断したと思われる漁網や、後始末をしていない花火なども多く落ちていました。
網が鯨類の体に絡まったり、ビニールを誤飲して死亡してしまうというのはわりと有名な話ではありますが、様々な大型海洋動物が、まさに同様の被害を受けています。
小一時間ほどゴミを拾い集めたところで、今回は終了。最後に、拾い集めたゴミを協力して分別しました。
ちなみに私は工学部に所属していますが、普段あまり海と関わることができなかったので、こういった活動の機会を設けられることに喜びを感じます。この活動は今後も是非続けていきたいと思います。
※この活動は、北海道大学鯨類研究会札幌支部が自主的に行うものです。ご意見等は札幌支部までお願いいたします。
Posted by R.M.
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